世界一過酷と言われるサハラマラソンとは

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世界には6大マラソンと言われる下記6つの都市で開催されるマラソンがある。

1. 東京マラソン

2. ボストンマラソン

3. シカゴマラソン

4. ニューヨークシティマラソン

5. ロンドンマラソン

6. ベルリンマラソン

 

一方、「世界一過酷」と称されるマラソンがある。

それがサハラマラソンである。

 

ロッコ南部のサハラ砂漠で毎年3月下旬から4月上旬に開催されており、2020年で35回目を迎える。

(新型コロナの影響で2020年は9月に延期) 

なぜ世界一過酷と言われているのか

理由は以下にあると言われている。

・7日間で約250kmを走る

・7日間の衣・食・住全ての物資を背負って走る

(テントと水は運営側が支給)

・日中の気温は40℃を超え、夜は10℃まで下がるなど寒暖差が激しい

・砂漠なので砂嵐が凄い

 

約250kmのコースは6つのステージに分かれており、開催年によって各ステージのコース距離や制限時間は異なってくるが、大体の距離や制限時間の目安は下記の通りだろうと推測している。

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とにかく毎日30km以上走る、歩く。

2日間のオーバーナイトステージ。

そして約80km走った翌日の42kmのマラソンステージ。

 

3,700€(日本円で約40万円)のエントリー費用を払って、こんな過酷なレースに挑むなんで正気の沙汰ではないと正直思ってしまう。

ただ挑戦となればこのくらい追い込むのも悪くないかもしれない。

実際のところ、ここ10年の参加者(多少の誤差あり)と完走率を見てみると90%近い人が完走できている。

2013年の完走率が低いのは猛烈な砂嵐などが影響したこと、脱水症状者が多くでたことが原因らしい。

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行ってみないと、走ってみないと本当のことは分からないが、運動不足の大学時代の仲間4人が1年強という準備期間を設けて、サハラマラソン挑戦までの過程を発信していこうと思う。